書きなぐり

元気に楽しく生きていたいのさ

「映画大好きポンポさん」みたよ

友達におすすめされた。昨日?日付で言えば2月8日に鑑賞。エンディングを見終わり寝落ちしてしまったので(⇽22時すぎ位に就寝、健康すぎ。)このタイミングで感想をメモしておくことにする。

 

アニメ映画はあまり見ないので、乗り気ではなかった。

が、何気なくキャスト欄を眺めていたその時、目に入った名前。なんと主人公のジーン君のCVが清水尋也さんだったのである。

 

そう、清水尋也さんといえば、丁度、ちょうど昨日観た邦画、「さがす」の山内役だ、え?運命?

昨日は死んだ目の凶悪犯罪者で、この映画の中ではこんな弱っちそうな男の子の声をあてる???

気になっちゃうに決まってる。

 

よし、観るぞ〜!

 

あと、その友人が言うには、夢を持っている人には刺さる、泣けるだろうとのことで。

なるほど…私も夢を追いかけて上京してきた身…感動に打ち震え、涙してやろうと鑑賞を開始。

 

↓ネタバレるかも。

 

映像が綺麗。色使いだったり、編集が凝っていて面白い。飽きない。こだわりを感じる。さすが映画作りを題材とした作品だ。

でもそれが逆に安っぽく感じてしまわなくも、無い…。なんでだろう、めちゃめちゃ綺麗なのに、絵柄とマッチしてなかったのかな?個人的な感想。

それをやるなら、このコミカルなアニメアニメした映像じゃないな、って思っちゃった。

 

会話の内容、テンポもポンポン進んで分かりやすい。とても見易い。

役職としては、監督にフォーカスをあてた作品だったが、周りの役者だったり、スタッフだったりの、専業としてのプライドと、どれも欠けてはいけない役割である事にしっかりと焦点が当たっていたと思う。勿論、比重の差はあれど。また、銀行に務めている高校の同級生にもジーンの影響を受けて、自分の仕事にやりがいを見出したことで、ポジション関係なく、それぞれの立場での、夢だったり、目標だったりを掴むことの価値を感じられた。

試行錯誤を繰り返しての仕上がりは、その過程が険しければ険しいほど、自分と嫌という程向き合うからこそ素晴らしいものになるのだ。きっと。

 

自分と向き合うのって、やだよね。

私はやだもんね、、、

グルグル考えてたら何が正しいのか分からなくなっちゃう。。

 

ジーンくんの編集シーンかっこよかったなぁ。

 

やはり全体的にご都合主義?というか、できすぎていると感じる。そもそもそういった作品だから仕方ないが、完全に好みだ。

余りにもジーンくんが出来すぎているし、気付きすぎる。監督としての下積みもない、のに。。

ポンポさん、祖父の孫という完全なるコネで今の立ち位置、実力があるとはいえちょっと…。

ナタリーも、演技未経験から、あのハリウッド(的立ち位置)レベル…

アランくん余りにも私情で融資しすぎ〜!その私情の内容もまあまあうす〜い!

そんなこんなでアカデミー賞(的立ち位置)取っちゃうってほんとに何〜?!

も〜言い出したらキリがない!コレはこういうものだから、言ってしまったらおしまいだけれど、もしかしたら現実にこんなことがあるかも、しれないけれど…!!物足りなかったなあ、、山と、谷が。。、

多分こういうのは漫画で見るのが私には合っていると思う。内容は本当に良かったので! 

 

声の出演の方々も、本業では無い方々もいらっしゃる中、内容に集中できたのでよかった!

清水尋也さんの自然なお芝居、好きだな〜。昨日はあんなに殺伐としてたのに、こんなにあどけなくなっちゃって、、、役者さんってすごい!

大谷凜香さんも、どこか幼いような可愛らしい声がナタリーにピッタリでした!

というか、大谷凜香ちゃん、昔雑誌で見てたな〜って、調べてて気付いた。。ビックリだぜ。。すごい。

 

と、言っておきながら、やっぱり声優さんにやって欲し〜という願いも、ある…

それこそ、ポンポさんのCVは本業の方だから、掛け合いをしているとどちらかが浮いてしまって、違和感になってしまう。それはちょっと…って思っちゃうな。振り切って俳優さんのみを使うか、声優さんのみか。にして欲しいなぁ。

 

1番好きなシーンは、最後の試写会で、ポンポさんが手を伸ばしたところ。なんか、好きだったなぁ〜。

ポンポさんが、ジーンくんに託した、自分では絶対に作れない映画。小さい頃から見続けてきた数え切れない中での最高傑作に出会ったんだなって。ポンポさん、内心、映画を愛してる反面、どこか諦めも感じてたんじゃないかな、とか、思っちゃって(笑)

心から良かったね。って、、泣

 

でもでもやっぱり!そこまですごい作品を、手がけた1作目で作ってしまったジーンくん!あまりにも現実離れし過ぎていて、ここがまた共感できないところでもある…

ムズカシイネ…

 

まだまだ良かったシーンあるなぁ。

ナタリーの最初の水溜まりジャンプも純粋に映像が綺麗だったし、編集で言えば、ジーンくんが初めて脚本に目を通す時の時間の経過のページめくりも面白かった。

ポンポさんのお説教が、普段とのギャップでとても良かったし、アランくんの会議もかっこよかった。ミスティアさんの、最後の奥さん役の時の、セリフも女優魂、!プライド!!って感じがしてかっこよかった。

 

まだまだあったのに思い出せなーい!

また加筆あったら。

 

次何みよっかなあ

 

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